杢、杢、杢。
一枚の板の杢です。
すごいと思いませんか?圧倒されてしまいます。
杢にはいろいろな名前があるそうですが、それはまた今度。
栃の天板の杢です。
こんなにすごい杢が出来るまでの背景は...
樹齢500年は超えているそうです。
その長い年月を経る間、暑かったり、寒かったり、嵐だったり、穏やかな日だったりと
いろんな毎日を過ごし、生き延びてきた栃の木です。自然の力には敵いません。
サイズ 870×2000 164,800円
この板を製材した時の写真です。
木風堂にある材は3番玉です。
根本を残して下から2m位ずつ1番、2番、3番と切っていくそうです。
それから、板にしていきます。
そして、この写真が森にいた時の栃の木です。
こんなに素晴らしい栃の木。
ほんとうに、ありがとう。って感謝の気持ちで一杯になります。
大事に使って、孫やひ孫まで受け継いで残っていくと嬉しいです。
無垢の木は多少反ったりしますが、うまく付き合い育てていく事で
いい色艶になり、代々残していけるのが良いところです。