木風堂kippudoの『のらぼう菜』づくり

2022.9.12

のらぼう菜 は以前より聞いて知ってはいたけれど、実際に育てた事はありませんでした。

クセもなく、茎が太くても柔らかく、生でも茹でても揚げてもOK!ということ、
しかも‼ 関東郡代伊奈様がこの地域に広めた野菜なら、是非育てて食べてみなきゃ!
という事で 昨年より、のらぼう菜づくりが始まりました。
食べてみると、これが本当に美味しいのですよ~!
てなわけで、今年も育てて食べますよ~ヽ(^o^)丿

 

↓↓↓ 『のらぼう菜』の歴史はこちら ↓↓↓

「のらぼう菜」の原種は、闍婆(じゃば、現在のジャワ島)を経由してオランダの交易船が持ち込んだセイヨウアブラナ(洋種ナバナ)の一種「闍婆菜」(じゃばな)という説があります。

江戸時代後期の1767年(明和4年)9月、関東郡代伊奈忠宥【いなただおき、伊奈忠次から数えて10代目、宝暦から明和まで15年間備前守を名乗る。伊奈氏は江戸初期より200年間12代にわたり関東の取り締まり、勘定など強大な権限を有した天領の統括者、川口市赤山の陣屋が居城。】が地元の名主達に命じて、「のらぼう菜」の種子を江戸近郊の村々に配布した記録が残っています。「のらぼう菜」の普及によって天明の大飢饉(1782年 – 1788年)及び天保の大飢饉(1833年 – 1839年)の際、人々を飢餓から救ったと伝わっています。

のらぼうの語源ははっきりしていませんが、のらぼう菜の特色として寒さに強く、脇芽を何度摘んでも「なにくそ!」と言わんばかりにまた脇芽をだします、冷害にも強く、たくましく育つ、そして美味しい、そのような所から付けられたのかもしれません。

農文教から2020年高橋幸次著「のらぼう菜」の本が出ています是非ご覧ください。

 
のらぼう菜成長記

9月10日 種蒔き後4日目 ばら撒き後土被せもしない方がいっぱい出てる。
筋まきし覆土したのはちょっとしか出ない。


野口種苗研究所さんの種です。


9月5日 
こちらは昨年のこぼれ種から発芽した。勢いが良い。
間引かなければ、だめかな?

営業日

営業時間|10:00~17:30頃
休日予定|月・火・水

※営業時間は季節によって変わります。
※祭日営業の場合はHPにてお知らせ致します。

〒333-0834
埼玉県川口市安行領根岸2244
TEL/FAX 048-299-9539

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