答えは、椨(タブ)の木です。
タブの木は暖かく海に近い山地に自生する事が多い常緑高木です。
小さな花が咲き、黒っぽい実がなります。
材は船、建築、器具、家具などに使われ、樹皮や葉や実は染物、線香、ロウソクに使用されていたようです。イヌグスとも呼ばれるクスノキ科の木なので、香りがするのでしょうか?
写真は川口市鳩ヶ谷地区にある地蔵院に祀られているタブの木です。
川口市文化財指定の天然記念物です。
幹周6.1m、樹高20m、推定樹齢は約600年だそうです。
縁起が良いと言われているタブノキで作ったコップの出来あがりがたのしみです。