庭師の仕事 板目の庭
2018.10.4
完成しました!!『板目の庭』
坪庭、露地風、小さな庭、手造りの庭、そんな庭をつくってみようということになり
庭師、友良園の小谷中さんにお願いしました。自称、作庭家だそうです。
つくって頂く施工前の場所がこちら。
完成はこちら。
完成といっても本当の完成ではなくて、これから植物と同時にまだまだ育っていくと思います。
屋根に雨どいがないので、ポタポタ雨水が落ちてきて泥はねするので
その部分は溶岩レンガで、水はけがいいようにしてくれました。
そのレンガの下にも穴あきパイプで、水がはけるように工夫がされていました。
木風堂なので、木にちなんで板の木目をデザインしてくれました。
木目には正目と板目がありますが、これは板目のデザインなので
お題は『板目の庭』に決まりました。
他にも、持っていた石を何個か他の場所に置いてもらいました。
置くといっても、奥は深く向きや傾きなどとても繊細な作業でした。
この石・・・ じっと見てると何かに見えてきませんか?
植えて頂いたのは
クロモジ・・・花が咲き、実は雄雌ないと生らないようです。紅葉もします
西洋カマツカ・・・花が咲き、実もなり、紅葉もします
フッキソウ・・・常緑で白い花が咲きます。もう蕾が!
アマドコロ・・・白い花咲きます。実も生ります。
庭師の仕事6
2018.9.28
6日目。
「板目の庭と」言うお題がつきました。
段々とコツコツとできてます。
植栽木はクロモジとセイヨウカマツカ。
下草の名前はフッキソウ、アマドコロ。
庭師の仕事5
2018.9.28
5日目。
庭師の仕事4
2018.9.28
4日目。
毎日、雨続きで少しづつしか進みません。
カッパを着ながら頑張ってくれています。
何が出来るのでしょうか?
庭師の仕事3
2018.9.28
今日で3日目、石を添える作業は終わり山場を越えた様です。
改めて、坪庭と言っても畳2枚ちょっと、専門の庭師に頼みどんなのが出来るか?
特にテーマは無く、和風は当然かなぁ位で、いくら位掛かるのか気になる。
見積りと設計図、イメージ図をもらい、GOしたのでこの時点では出来上がりが楽しみだねー。
作っている途中に、作品なんだなぁと感想を口走ってしまったら、本人曰く、作庭家って言ってくれ、と。なるほど作庭家か、造園家と言ったり庭師、植木屋、他にも有るけど区別は作らず、その時の適語適所が良いか。
庭師の仕事2
2018.9.28
2日目です。水道の移設、石の搬入据付、白いのは御影石のびしゃんという表面を細かく叩き出す仕上げだそうです。
以前は手仕事が当たり前ですが現代では機械だそうです。
庭師の仕事1
2018.9.26
今回、造ってもらう部分はこの場所です。
前準備として、今までの古材をかたずけておきました。
庭師さんの仕事は9月22日から始まりました。
木風堂の露地つくり、坪庭です。
造り手は1名、期間は7日から8日感を予定しています。
先ずは下地つくり、余分な竹の根っこ等の片づけ、瓦は使います。
水勾配を出し浸透パイプで排水を確保、水道は移設します、埋め戻してこの日は終了です。
庭師の仕事
2018.8.31
地元地域の中でも最近は聞かれなくなってきた、『庭師』という言葉です。
今回庭師の仕事を実際に行って頂く事になりました。石神在住の庭師の方です。実際の施工場所は木風堂の一角で、広さは約一坪です。さてさて、どんな庭ができるか楽しみです。
依頼にあたり盛だくさんの要望をお願いしました。この地域には数多くの業者がおります。造園や、植木や、苗木や、生産者、仲介業者、○○造園、○○園、○○花園等々も公共事業とか大きな会社からの仕事で50坪、100坪というものではなく、わずかな一坪程度の作庭です。お茶時の露地みたいな、自然が好きな盆栽みたいな、一人で楽しめるような、自分でも作れるような、庭師の仕事がお題目です。一般家庭でも出来る様にものづくりに庭師の」仕事というテーマを取り上げホームページでこの地域の魅力として発信したいと思いますとお伝えしました。